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令和3年11月分相談受付状況を更新しました

令和3年上半期相談概要を更新しました

【相談】「保険が使える」にご用心!

【事例】

 高齢の母宅に、知人が見知らぬ業者を連れてやって来た。その業者は火災保険を使って雨どいの修理をしないかと持ちかけてきた。自然災害で壊れたことにして保険会社に請求すれば保険金がもらえると言う。知人の勧めでもあるし悪い話ではないと思い、保険金の請求手続きをサポートするという契約をすることにした。その業者が見積もった修理費用は約220万円となっている。契約書面を見ると、その業者への報酬として保険金額の40%を支払うことになっているが、母はそのような説明は受けていない。さらに、保険金の請求手続きのために、契約者自ら電話をしてこの通り伝えるようにとシナリオのような紙を渡されていた。母は、それに従って保険会社に電話をしたが、保険会社が不審に思ったようで、後日訪問し詐欺の可能性があるので警察に連絡するよう助言された。警察に連絡したところ、クーリング・オフについて説明を受け、詳しくは消費生活センターに相談するよう案内された。クーリング・オフについて教えて欲しい。                                                      

                         ( 契約当事者:70代 女性 )

 

<センターの対応>

消費生活センターに相談があったのは、契約書を渡された日から9日目で、クーリング・オフ期間を過ぎていました。とはいえ、そもそも違法性が疑われる契約だったことから、相談者了承のもと、消費生活センターから業者に電話をし、クーリング・オフする旨を伝えたところ、センターからの電話でクーリング・オフに応じることになりました。

 

<アドバイス>

 火災保険を使って住宅の痛んだ部分の修理を持ちかける保険申請代行に関する相談が増加しています。この手口については、かねてより損害保険協会や損害保険各社が注意・喚起をしており、昨年度までに県内での相談はありませんでした。ところが、令和3年4月以降県内でも相談が寄せられるようになりました。

 保険金の請求を代行するとうたったインターネットの広告を見て、自ら申込みをする事例のほか、知人の紹介という事例も見受けられます。

 火災保険は、突発的で予知されない出来事による損害のみが保険金支払いの対象となり、経年劣化による損害は支払いの対象外です。本当は経年劣化による損害であるにも関わらず自然災害による損害だと嘘の理由で保険金を請求すると「詐欺」に該当する可能性があります。また、保険金は保険会社や保険代理店を通して請求すればお金はかかりませんので、高い手数料を支払ってまで業者に依頼する必要はありません。

 申込み後に不安を覚えて解約を申し出たところ、保険金額の40%の違約金を請求されたという事例もあります。

 少しでも怪しいな、困ったなと思ったら、消費者ホットライン☎188に相談してください。

令和3年10月分相談受付状況を更新しました

令和3年9月分相談受付状況を更新しました

【相談】羽毛布団のリフォーム業者にご注意ください!

【事例】

福祉関係の事業所の者であるが、担当している一人暮らしの高齢者女性宅を訪問したところ、2人の男性が家の中にいた。高齢者の了解を得て男性らから話を聞くと、男性は布団のリフォーム業者で、羽毛布団のリフォームを19,800円で引き受けており、怪しい者ではないと言う。まだ契約前で、女性はリフォームを依頼するつもりはないということなので、男性らには帰ってもらった。   

 男性らが帰った後で、改めて女性に事情を聞くと、自宅の庭にいたところ、2人の男性が訪問し、「以前に布団を購入してもらった際の販売業者が倒産し、当社が布団のフォローを引継ぎましたので、布団を見せてください。」と言われた。「要らない。」とはっきり断ったが、男性らは家の中に強引に上がり込んだ。そこへ、偶然当方が来訪したということだった。男性からもらったのは、個人名は同じであるが、会社名が異なる2枚の名刺だった。2つの会社の関係性は不明である。信用できる業者なのだろうか。                                                       

                      ( 契約当事者:80代 女性 )

 

<センターの対応>

 業者の信用性について、消費生活センターから伝えることはできませんが、悪質な布団のリフォーム業者の手口について情報提供しました。布団を見せて欲しいと言われて布団を見せると、「布団にダニがいて、もう使い物にならない。」などと言って、強引にリフォームを勧め、契約書に捺印するまで居座るなどの悪質な事例があるため、引き続き注意深く一人暮らしの高齢者の見守りをするようお願いしました。

 

<アドバイス>

 新型コロナウイルスの感染拡大のため、各地で緊急事態宣言が発出されたことを受け、県境を越えた移動を自粛したのか、訪問販売に関する相談は、10年前の約半数まで減少しました。しかしながらこの秋口から、悪質な羽毛布団のリフォーム業者に関する相談が寄せられ始めました。

 高齢者の一人暮らしだと知ると、「要らない。」とはっきり断っているのに、勝手に家に上がり込んだり、玄関チャイムを数十回も鳴らし続けて玄関扉を開けさせようとします。高齢者自ら、認知症の疑いがあることを告げても「大丈夫。おかしいところはない。」と契約を推し進め、契約書に捺印をするまで帰らず居座ります。若い男性2人の強引さになすすべもない高齢者は、業者のいいなりになる他ありません。契約するつもりがなく、帰って欲しいと言っても居座るような場合は、ためらわずに110番に助けを求めましょう。

 訪問販売でした契約は、クーリング・オフができます。高齢者の中には、クーリング・オフをすると仕返しがあるのではないかという恐怖心から誰にも相談できずにいる場合もあります。高齢者の周辺の方は、高齢者にいつもと違う様子がないか観察するなど日頃からの見守りをお願いします。

 少しでも怪しいな、困ったなと思ったら、消費者ホットライン☎188に相談してください。

令和3年8月分相談受付状況を更新しました

令和3年4~7月の相談受付状況を更新しました

架空請求業者名簿(令和3年6月)を更新しました

【相談】物干しざおの移動販売にご注意ください!

【事例】

 白い軽トラックで近所を回って「さおだけ、2本で千円」とスピーカーで流しているのが聞こえた。古い物干しざおが庭にあったので、それを引き取ってもらいたいと思って呼び止めた。ついでに2本で千円だという物干しざおを見せてもらうことにし、業者を庭に案内した。50代ぐらいの男性が物干しざおを持ってきて、「物干し台の幅に合わせてさおを切りますか。」と尋ねられたため、「そうだな。」と答えた。業者は持ってきた物干しざおを指して「こっちは、鉄製なので錆びますよ。」と言うので、「じゃあそっちのを。」と違う物干しざおを見ようとしたら、トラックから直径5センチほどの太い物干しざおを持って来て、物干し台に合わせて切り、「これはジェラルミン製で丈夫ですよ。1本35,000円で、2本で7万円です。」と言われた。「高いな。」と言うと、「相場ですよ。」と言われて、おかしいと思ったが、ちょうど年金が入ったばかりで持ち合わせがあったため、支払ってしまった。業者からは、領収書も契約書も一切渡されず、業者名も連絡先もわからない。ただ、津軽地方から来たとだけ言っていた。契約を取り消すことはできるか。                                                          

                          (60代 男性 年金生活者)

 

<センターの対応>

 移動販売の車を呼び止めて契約をした場合は、店舗で購入したものと同じですが、そもそも購入しようと思って呼び止めた商品とは別のものを勧められて契約した場合、訪問販売による契約とみなされます。よって、7万円の契約はクーリング・オフにより契約を解除することができます。しかしながら、クーリング・オフを通知する相手がどこの誰かも全くわからず、この権利を行使することができない状態でした。同様の被害が発生している可能性もあることから、早めに警察に相談するよう助言しました。

 

<アドバイス>

 同様の移動販売車から、物干しざおの価格を、「イチキュッパ」「ニッキュッパ」などとアナウンスしていることがあります。聞いている消費者はそれぞれ「1,980円」「2,980円」と思い込んでしまいがちですが、呼び止めてお金を支払う段になると「19,800円」「29,800円」と消費者の思い込んだ金額とは一桁違う高額な請求をされます。思っていた金額と違うと抵抗しても、物干しざおを台に合わせて切ってしまっているためキャンセルはできないと強引に支払いを求められ、怖くなって支払わざるを得ない状況に追い込まれます。また、事例にあるように、業者名や所在地などがわかるようなものは一切交付されないため、後になってお金を返してもらいたくても連絡することすらできません。

 もし、このような移動販売車から商品を購入する場合は、事前に価格をしっかり確認することが必要です。仮に物干しざおが千円でも、さおを切る際の工賃が数万円だと請求される場合もあります。商品価格だけではなく、納品されるまでの全ての料金明細を明らかにしてもらいましょう。何より、業者名、所在地等を明示しない業者とは取引をしないことが肝要です。

 少しでもおかしいなと感じたら、お金を払う前に消費者ホットライン188に相談してください。

青森県消費生活センター 土日祝日も相談受付中! 017-722-3343

●相談受付時間/平日9:00~17:30 土日祝日10:00~16:00 ●休日/年末・年始
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