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ちょっと待って!テルミちゃん第39回「新年も安全安心な生活を」をアップしました

【相談】「保険が使える」にご用心!

【事例】

 高齢の母宅に、知人が見知らぬ業者を連れてやって来た。その業者は火災保険を使って雨どいの修理をしないかと持ちかけてきた。自然災害で壊れたことにして保険会社に請求すれば保険金がもらえると言う。知人の勧めでもあるし悪い話ではないと思い、保険金の請求手続きをサポートするという契約をすることにした。その業者が見積もった修理費用は約220万円となっている。契約書面を見ると、その業者への報酬として保険金額の40%を支払うことになっているが、母はそのような説明は受けていない。さらに、保険金の請求手続きのために、契約者自ら電話をしてこの通り伝えるようにとシナリオのような紙を渡されていた。母は、それに従って保険会社に電話をしたが、保険会社が不審に思ったようで、後日訪問し詐欺の可能性があるので警察に連絡するよう助言された。警察に連絡したところ、クーリング・オフについて説明を受け、詳しくは消費生活センターに相談するよう案内された。クーリング・オフについて教えて欲しい。                                                      

                         ( 契約当事者:70代 女性 )

 

<センターの対応>

消費生活センターに相談があったのは、契約書を渡された日から9日目で、クーリング・オフ期間を過ぎていました。とはいえ、そもそも違法性が疑われる契約だったことから、相談者了承のもと、消費生活センターから業者に電話をし、クーリング・オフする旨を伝えたところ、センターからの電話でクーリング・オフに応じることになりました。

 

<アドバイス>

 火災保険を使って住宅の痛んだ部分の修理を持ちかける保険申請代行に関する相談が増加しています。この手口については、かねてより損害保険協会や損害保険各社が注意・喚起をしており、昨年度までに県内での相談はありませんでした。ところが、令和3年4月以降県内でも相談が寄せられるようになりました。

 保険金の請求を代行するとうたったインターネットの広告を見て、自ら申込みをする事例のほか、知人の紹介という事例も見受けられます。

 火災保険は、突発的で予知されない出来事による損害のみが保険金支払いの対象となり、経年劣化による損害は支払いの対象外です。本当は経年劣化による損害であるにも関わらず自然災害による損害だと嘘の理由で保険金を請求すると「詐欺」に該当する可能性があります。また、保険金は保険会社や保険代理店を通して請求すればお金はかかりませんので、高い手数料を支払ってまで業者に依頼する必要はありません。

 申込み後に不安を覚えて解約を申し出たところ、保険金額の40%の違約金を請求されたという事例もあります。

 少しでも怪しいな、困ったなと思ったら、消費者ホットライン☎188に相談してください。

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「保険が使える」にご用心!(一般社団法人日本損害保険協会チラシ)

架空請求業者名簿(令和3年5月)を更新しました

ピクセル&プレス株式会社の名義で行われる「CCPシステム」又は「SH Kビジネス」と称する役務の訪問販売に関する注意喚起(VISION株式会社等と同種又は類似の消費者事故等のおそれについて)<消費者庁ウェブサイトへリンク>

有名なブランドのロゴを盗用した偽の通信販売サイトなどに関する注意喚起〈消費者庁ウェブサイトへリンク〉

無在庫での転売ビジネスのノウハウを提供するなどとうたい、多額の金銭を支払わせる事業者に関する注意喚起〈消費者庁ウェブサイトへリンク〉

【相談】国際ロマンス詐欺に御注意ください!

【事例】

 画像専用SNSに花や風景の写真を掲載している人に「いいね」と反応したら、それ以降別の無料通話アプリでメッセージのやり取りをするようになった。その人は米国の駐イラク軍の軍医をしており、間もなく退役する予定だという。退役にあたり、軍から2億円をもらったので、当県で土地を購入して病院を建設する予定。2億円を入れた荷物を送るので預かって欲しいと言われた。その人は私のことを「かわいい妹」と呼び、身寄りがないため私を信頼してお金を預けるのだと思い引き受けることにした。

 その後、現金を入れた荷物を送ったが、現在荷物はトルコにあり、配送業者から保険料を支払うようにというメールが届いた。保険料は3日以内だと72万円、24時間以内であれば150万円を支払えば荷物を引き渡すという。そんな大金を支払うことはできないと返信すると、「臓器を売れ」と返信がきた。これは詐欺ではないか。

                          (50代 女性 給与生活者)

 

<センターの対応>

 相手は架空の人物で、恋愛感情を抱かせたうえで様々な名目でお金を振り込ませようとする「国際ロマンス詐欺」の手口であることを説明しました。幸いなことに、相談者は被害に遭わずに済みましたが、今後も同様の手口で相談者に接近してくる恐れがあることから、不審なメッセージやメールは詐欺だと思い、無視するよう助言しました。

 

<アドバイス>

 SNSやマッチングアプリなどインターネットで知り合った外国人と親しくなり、連絡を取り合ううちに送金を求められる「国際ロマンス詐欺」に関する相談が県内でも増加傾向にあります。被害に遭うのは50代が最も多く、80代からの相談もあります。相手は軍関係者や医師などを名乗ることが多く、多額のお金を持っており、近く相談者の住む地域に転居する予定なので荷物を受取ってもらいたいと持ちかけます。これを引き受けると、通関料や手数料が必要になったので立て替えて支払って欲しいと送金を依頼されます。お金持ちの外国人が「かわいい妹」などと甘い言葉でささやき、恋愛感情を抱かせ、断りにくい状況に追い込んでいく悪質な詐欺の手口です。

 インターネットで知り合った人物は、実在するのかさえわかりません。面識のない相手を安易に信用し荷物を受取る約束はしないようにしましょう。何らかの理由で手数料などの送金を求められても、絶対に送金してはいけません。ひとたびお金を支払ってしまうと、取り戻すことは極めて困難です。少しでもおかしいなと感じたら、お金を払う前に消費者ホットライン188に相談してください。

青森県消費生活センター 土日祝日も相談受付中! 017-722-3343

●相談受付時間/平日9:00~17:30 土日祝日10:00~16:00 ●休日/年末・年始
〒030-0822 青森市中央三丁目20-30 県民福祉プラザ5階

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