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仮)第5回 水回りの修理のトラブル

 突然、トイレの水が止まらなくなったら、あなたはどうしますか。

慌てて専門の業者に連絡して、修理を依頼することになると思いますが、このような時に起こりやすいトラブル事例を紹介します。

トイレの水が止まらなくなったので、電話帳で見つけた業者に電話して修理を依頼しました。訪問してきた業者に、故障個所を説明しようとしましたが、業者は話を聞こうともせず、トイレ内を少し見ただけで、「これは修理できない。新品と交換するしかない。」と言いました。修理できない理由についての説明はありませんでしたが、専門の業者が修理できないと言うのであれば、そのとおりなのだろうと思い、それ以上は聞かずに、業者があらかじめ持って来ていた温水洗浄便座付きの便器一式に交換することになりました。その場で工事料24万円を請求され、一旦支払いましたが、その後、高額な料金に納得できず、クーリング・オフをしたいとのことで、消費生活センターに相談がありました。

水回りのトラブルが発生すると、つい慌ててしまい、一刻も早くトラブルを解決したいと、目についた業者を呼んでしまいがちですが、このような場合には、複数の業者から見積もりを取って、作業内容や料金をよく確認したうえで修理を依頼することが大切です。

また、見積もりのための出張や現場確認などに要する料金の有無を確認することも大切です。広告に「見積もり無料」と書かれていても、見積もりだけで修理を依頼しない場合に、出張・調査費用などの名目で料金を請求されるなど、業者によっては、実際の料金やサービスの内容が広告の記載と異なる場合がありますので、広告を鵜呑みにせず、必ず事前に詳細を確認するようにしましょう。

なお、修理をしてもらうために業者を呼んだのに、修理以外の契約をした場合には、「訪問販売」による契約に該当し、クーリング・オフが可能となります。先ほどの事例でも、当初は業者に対してクーリング・オフを通知する予定でしたが、工事料金を減額するという業者の提案を相談者が承諾し、料金の半額を返金することで解決しました。

水回りの修理トラブルでは、クーリング・オフによる無条件解約が可能と思われるケースでも、業者がこれを認めず交渉が難航する場合も少なくありません。いざという時に備えて、日頃から安心して依頼できる業者の情報を収集しておきましょう。 

困った時は、ひとりで悩まず、早めに消費者ホットライン「☎188」(いやや)にご相談ください。

青森県消費生活センター 土日祝日も相談受付中! 017-722-3343

●相談受付時間/平日9:00~17:30 土日祝日10:00~16:00 ●休日/年末・年始
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