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【相談】高齢者の通信機器の契約

こんな相談がありました

2ケ月前、高齢者向けの携帯電話を購入するためにショップへ行った。携帯電話の購入手続きをしていたところ、店員から「無料でタブレットを差し上げます」と言われたため、もらってきた。

帰宅後、家族にタブレットの話をしたところ、家族から、「タブレットは毎月通信料金がかかる」と言われたため、すぐさまショップに行き、店員に返品を申し出たが、店員からは、「2年間は解約できない。」と言われた。契約の歳、店員は何かの書類を用いて早口で説明していたが、内容は全く理解できなかったし、何よりタブレットの使用により通信料金が発生することや2年間は解約できないことについての説明を受けていない。タブレットは使用方法がわからないので全く使っていない。お金がかかるのは納得できないので解約したい。

(70代 男性)

 

当センターの対応

 相談者は、タブレット端末を無料でもらえると言われてもらっただけであり、通信料金の発生については全く説明を受けていないと主張していました。このように、高齢者が契約の内容を全く理解できていないにもかかわらず、通信機器の契約を勧めたことについての問題点等を携帯電話会社に指摘し、携帯電話会社に契約の解除を求めて交渉した結果、全面解約が認められました。

アドバイス

 通信事業分野における消費生活相談件数は、スマートフォンやタブレット端末の急速な普及により、突出して多くなっており、また、高齢者が契約当事者となるトラブルについても増加傾向にあります。

これを踏まえ、通信事業者で組織される団体電気通信サービス向上協議会では、『電気通信事業者の営業活動に関する自主基準及びガイドライン』を策定し、業界全体における市場の健全・適正化を図っています。

 ガイドラインでは、適合性を考慮した説明をすることが明記されており、特に、高齢者や未成年者への説明に際しては、利用者の意向や状況を考慮したわかりやすい説明に努めなければならないとされていますが、法律ではないため、強制力はありません。

高齢者の御家族など、普段から高齢者と接する機会の多い方々におかれては、次の点に御注意いただき、トラブルの未然防止に協力してくださるようお願いします。

 

1 高齢の方も含め契約される方は、よく説明を聞き、不明な点は再度確認し、納得してから契約しましょう。不明な点があれば、契約せずに周囲の方と相談してから決めることとし、その場での契約は断りましょう。

2 家族等に同席してもらいましょう

  高齢者が使用する通信機器を契約する時は、家族等に同席してもらい、本人が問題なく使用できる程度の機器やサービスの選択をサポートしてもらいましょう。

3 自分に合った機種やサービスを選びましょう

  説明を受けている時はわかったつもりになりがちです。しかし、契約後は一人で操作しなければならず、親切に教えてくれる人が常にそばにいるわけではありません。また、いくら便利なサービスでも利用しなければ無駄な出費になるだけです。自分に合った機種やサービスを選択しましょう。

4 デメリットの説明を受けましたか

  携帯電話などの通信機器の契約では、あらかじめ契約期間が定められており、その期間内に解約する時は、一般的に解約料が発生します。また、機種代金を分割払いしている場合の解約では、解約申込時に機種代金の残金を一括払いする必要があります。契約の際は、こうしたデメリットの説明がきちんとなされたかについても確認しましょう。

 

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