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【相談】羽毛布団のリフォーム

 

【こんな相談がありました】

 昨日、「前に布団を買ってもらっていましたよね。そろそろリフォーム(作り直し)の時期ではないかと思い、サービスの布団ケースを持ってきました。」と見知らぬ男性が突然訪問して来た。前に布団を買った業者の名称は忘れたが、「今でも使っていますか。ちょっと見せてください。」と言われ、布団を1枚見せてしまった。すると「これだけですか、他にないですか。」と言われたので、夫が使用している布団を部屋に取りに行った。布団を持って玄関に戻ると、先ほどの男性の上司と思われるもう一人の男性が加わっていた。その男性が、持ってきた羽毛布団のカバーのファスナーを開けると、薄汚れた色の羽毛がたくさん飛び出してきた。「だいぶ古くなっているね。」と言われ、確かに30年は経っているが、それほど使用していないものだったので、羽毛が飛び出たことに驚いてしまった。男性に羽毛布団のリフォームを勧められたものの、25万円と高額だったため断った。しかし、「側生地を綿にすると2枚で16万円でできる。」と言われたので、とても安いと感じてしまい、契約書を交わして内金1万円を支払い、布団を渡し預けた。残金は年金支給日に一括で支払うことにした。

 今日になって息子に契約のことを打ち明けたところ、買った方が安いので解約するよう言われた。解約してお金と布団を取り戻すことはできるか。

                        (80代 女性 年金生活者)

 

<センターの対応>

相談を受けて、すぐにセンターから業者へクーリング・オフ(無条件解約)をする旨書面で通知しました。業者はクーリング・オフを受け入れ、支払った内金1万円と布団を取り戻すことができました。

 

<アドバイス>

 過去に訪問販売で契約をしたことがある消費者に、別の業者が訪問して勧誘をしていることが少なくありません。訪問販売の場合、業者名を明確に記憶している消費者は少ないため、次に訪問してきた業者との区別がつきにくく、「前に購入してもらった」という言葉を信じて業者を家に入れてしまい、契約を迫る業者に根負けして契約をしてしまう事例が後を絶ちません。特に布団のリフォームの訪問販売に関する相談(平成25~29年度の5年間)では、65歳以上の高齢者が約9割を占めています。

 また、中には販売方法に問題があり、国や県から業務停止命令処分を受けた業者が、停止命令の期間が過ぎてから、販売方法を改めることなく同様の手口で訪問販売を再開し、再び業務停止命令処分を受けたケースもあります。このような狡猾で悪質な業者の被害に遭わないよう、高齢者の家族や地域の方は見守りを行うようにしましょう。

 ※消費者庁では、業務停止命令等の処分を受けた業者の一覧を公表しています。

  処分停止業者

 

 訪問販売で契約した場合、8日以内であればクーリング・オフができます。8日間を過ぎてしまっても、契約書が渡されなかったり、渡されていても法律で定められた記載事項を満たさない不備書面の場合、クーリング・オフ期間が始まらないので、いつでもクーリング・オフができます。また、重要な事項について事実と異なることを告げるなど、販売方法に問題がある場合は、契約自体を取り消すことができます。クーリング・オフ期間が過ぎていても、あきらめずに消費者ホットライン☎188(局番なし いやや)に相談してください。

 

青森県消費生活センター 土日祝日も相談受付中! 017-722-3343

●相談受付時間/平日9:00~17:30 土日祝日10:00~16:00 ●休日/年末・年始
〒030-0822 青森市中央三丁目20-30 県民福祉プラザ5階

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