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【相談】「荷受代行」・「荷物転送」アルバイトにご注意!

こんな相談がありました

3カ月前、SNSで知り合った人から「いいアルバイトがある。自宅に電化製品などの入った荷物が届いたら、指定された住所に転送するだけ。1回送るごとに3,000円の報酬を受け取ることができる。」と紹介され、アルバイトに登録した。登録に当たり、免許証の画像が必要とのことだったのでメールに添付して相手に送った。

その後自宅に荷物が届いたので、すぐに指定された住所に転送した。一週間後に新しい荷物が届いたが、間もなく紹介者から電話があり、「業者の偉い人が失踪した。届いた荷物は着払いで返送して欲しい。」と言われたので、言われたとおりに返送した。

数日前、身に覚えのない通信会社から書面が届き、開封すると自分名義で携帯電話などの通信機器の契約をしたことになっていた。自分は契約した覚えはないが、どうしたらよいか。

(20代 女性 給与生活者)

 

当センターの対応

センターが通信会社に問い合わせたところ、相談者名義で携帯電話端末などの通信契約の申込を行った記録が残っているとのことでした。通信会社に対し、相談者の免許証が悪用された可能性があることを伝え、契約の取消しをお願いしたところ、契約の解除と、通信機器代金と解約金については免除してもらえることになりました。しかし、契約後に発生した通信費用については負担して欲しいとのことであり、センターとしては、引き続き通信費用の免除について通信会社に再検討を依頼しているところです。

また、今後相談者の名義が悪用されるおそれがあることから、個人信用情報機関に対し、自らの個人情報が第三者に悪用されるおそれがあることを申告するよう助言しました。

アドバイス

今回の事案は、AからBへ荷物を送るのに、手数料を払って、第三者を経由させる「荷受代行」のアルバイトに関する消費者トラブルと考えられます。「荷受代行」・「荷物転送」のアルバイトのつもりが、運転免許証や健康保険証などの身分証明書を悪用され、携帯電話などの通信機器を契約されてしまう手口が全国的に広がっています。

勝手に名義を使われたとしても、自己名義である以上、契約を解除する際には解約金や携帯電話の端末代金だけでなく、通話料や通信料の請求を受ける可能性があります。また、このようにして不正に契約された携帯電話が、振り込め詐欺などの犯罪に使用される可能性も十分に考えられます。

そもそも、「荷受代行」などという行為が通常の取引で必要になるとは考えにくく、背景に何らかの違法性が潜んでいる可能性も感じられます。このような「荷受代行」・「荷物転送」のアルバイトは絶対にしないようにしましょう。また、運転免許証や健康保険証、銀行口座、マイナンバーカードなどの個人情報についても、安易に他人に伝えないようにしましょう。

青森県消費生活センター 土日祝日も相談受付中! 017-722-3343

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