テルミちゃんの知って得する知恵袋「5月は消費者月間です」
消費者保護基本法(消費者基本法の前身)が1968年5月に施行されてから20周年を迎えたことを機に、1988年から毎年5月が消費者月間とされました。今年の消費者月間統一テーマは、「明日の地球を救うため、消費者にできること グリーン志向消費 ~どのグリーンにする?~」です。
近年、各地で記録的な大雨や高温などの異常気象による災害が多発しています。本県における今冬の豪雪災害は記憶に新しいところであり、日々の生活の中で地球環境の異常な変化を実感せざるを得ない状況です。この異常気象は、地球温暖化によって引き起こされていると言われており、その責任は我々人間にあると言わざるを得ません。また、この地球規模の危機も我々の力で乗り越えなければなりません。
SDGs(持続可能な開発目標)という言葉をよく目にします。今から10年前の国連サミットにおいて全会一致で採択され、2030年を達成年限として持続可能でより良い世界を目指す国際目標です。実は、これに先立ち、1980年代には世界的に環境問題に対する意識が高まり、環境問題に強い関心を持って、より環境負荷の少ない商品やサービスを選択する消費者を指す「グリーンコンシューマー」という言葉が広く認知されるようになりました。日本では、経済活動を環境負荷の少ないものに変えるため、企業には環境に配慮した商品の開発を促し、国などの機関に対しては、環境に配慮した商品の購入、つまりグリーン購入を義務付けました。
また、最近よく耳にするエシカル消費(倫理的消費)は、人や社会、地域、環境に配慮した消費行動のことで、SDGsの目標のひとつ「つくる責任 つかう責任」に関連する取り組みです。ものやサービスを購入するとき、環境への負荷ができるだけ少ないものを選ぶ、地元で生産された魚や野菜などを購入する、食品ロス削減のため必要なものを必要な量だけ買うなど、グリーン志向消費と目指すものは同じです。
消費者月間をきっかけに、私たちの消費行動が地球環境の持続可能性に影響を及ぼし得ることを自覚したうえで、地産地消、フェアトレード、リサイクル、食品ロスの削減など、様々な方法で地球環境に配慮した消費行動を始めませんか。

