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テルミちゃんの知って得する知恵袋「手続きをしないと年金がもらえなくなる?」

 昨年の3月以降、総務省や大手通信会社を名乗り、「あと2時間で電話が使えなくなる」という自動音声が流れる不審な電話に関する相談が急増し、令和6年度は350件もの相談が寄せられました。

 

 「詳しいことをお聞きになりたい方は1を押してください」と自動音声ガイダンスが流れ、1を押すとオペレーターの男性が出て、「あなたの情報が洩れていて、勝手に電話の契約をされている。あなたが犯罪被害に遭っている可能性があるので、警察に届けた方がいい。電話を転送する」と言われ、その後、警察官を名乗る者に代わり、「あなたの電話が犯罪に使われ、捜査対象になっている。捜査対象から除外するにはお金を払ってもらう必要がある」などと言われ、言葉巧みにお金を騙し取られてしまうというものです。最近、その変化形として次のような相談がありました。

 

 自宅の固定電話に自動音声ガイダンスで、「こちらは日本年金機構です。これから流れる音声ガイダンスに従って進まない場合は、国民年金の支給を停止します。オペレーターと話すには、1を押してください」というものでした。

 

 相談者は40代で年金受給中ではないため、すぐに不審電話と判断して電話をきり、被害に遭いませんでした。しかし、これが年金受給中の高齢者だった場合、驚いて音声ガイダンスに従い、被害に遭っていたかもしれません。日本年金機構のホームページでは、自動音声ガイダンスにより年金の支給停止や差し止め等の案内をすることはないと注意喚起をしています。このような不審電話は、[+18]など[+(プラス)]で始まり、国際電話で発信されたようなケースが多く見受けられます。[+(プラス)]で始まる着信には出ないことが一番ですが、固定電話の場合、ナンバーディスプレイの契約をしていないと着信番号が表示されず、出る・出ないを選ぶことができません。その場合は、国際電話の着信を無料で停止することができるサービス『国際電話不取扱受付センター(電話0120-210-364)』を利用しましょう。電話で申し込みができ、不審な国際電話からの着信がなくなるので安心です。

 

困った時は、早めに消費者ホットライン188にご相談ください。

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