テルミちゃんの知って得する知恵袋「旅行予約サイト(海外ОTA)のトラブル」
日常から解放される最も効果的な方法は「旅」かもしれません。これまで目にしたことのない景色の中に身を置き、食べたことのない食材を味わうという体験は、「旅」ならではの醍醐味です。「旅」の準備であれこれと手配をする時間も、期待と不安が相まってドキドキする楽しいひとときです。
しかし、この準備の段階で「旅」の楽しさを一瞬にして奪い去る罠が待ち受けていることに、是非とも注意していただきたいと思います。
旅行予約サイトで海外のホテルの宿泊予約をし、代金7万円をクレジット払いにしました。ところが、当日訪れると、ホテルは廃業していて宿泊できませんでした。やむなく宿泊先を探すことになり、大変な苦労をしました。帰国してから旅行サイトやクレジットカード会社に連絡をして返金を求めましたが、旅行サイト側の説明が二転三転し、クレジットカード会社も巻き込んで解決までに時間がかかり、徒労感だけが残りました。
海外に拠点のある海外ОTA(Оnline Travel Agent)に関する相談が増加しています。他にも、予約した航空機が欠航したのに料金が返金されなかったり、航空券の申し込みの際、氏名を誤ったため変更をお願いすると、一度キャンセルして新規で申し込みをする必要があり、既に支払った料金は返金されないなど、理不尽ともいえる事例が散見されます。今年3月、観光庁はトラブルが多発している海外ОTAに対し、業務改善要請を行いましたが、残念ながらトラブルが減る気配はありません。
旅行サイトを通して航空券やホテルの予約をする場合、申し込む前にキャンセル等の条件や契約内容をよく確認しましょう。また、利用しようとしている旅行サイトの運営事業者が日本の会社か海外の会社か、旅行業法上の登録があるか、日本語で対応可能な窓口があるかなど、万が一のトラブルに迅速に対応できる体制が整っているか確認しましょう。また、事業者とのやり取りの記録は旅行が終わるまで保管しておきましょう。せっかくの豊かな時間を、楽しい思い出で終わらせるためにも、事前のチェックが重要です。困った時は、早めに消費者ホットライン188にご相談ください。

