テルミちゃんの知って得する知恵袋「5月は消費者月間です!」
1968年5月に「消費者保護基本法(消費者基本法の前身)」が施行され、20周年を迎えた1988年から、毎年5月が「消費者月間」と定められました。今年の統一テーマは
「見える情報 見えない仕組み ~AI時代の消費者力を高めるために~」です。
デジタル化の進展により、私たちはスマートフォンやパソコンを使い、インターネットを通じていつでも簡単に商品やサービスの情報に触れられるようになりました。しかし、画面に表示される情報がすべて正しいとは限りません。中には消費者を欺き、不当な利益を得ようとする悪質なものも紛れ込んでいます。
例えば、消費者が意図しない選択をしてしまうような、巧妙に作られた仕組みは「ダークパターン」と呼ばれ、消費者庁でも注意を呼びかけています。1回限りの購入だと思い込ませて定期購入を契約させる「隠れ定期購入」はその代表例で、青森県内でも相談件数は増加の一途をたどっています。
ほかにも、注文したのに商品が届かない、偽物が届くなどの「偽サイト」や、「誰でも簡単・確実に儲かる」と謳って高額なサポートプランを契約させる「副業サイト」の被害が後を絶ちません。また、著名人へのなりすましや恋愛感情を悪用して、偽の投資サイトに誘導し、金銭をだまし取る「投資・ロマンス詐欺」など、手口は年々悪質・巧妙化しています。特に最近は、AI技術の向上により動画や音声を使った偽情報の作成が容易になり、消費者が本物かどうかを見極めることが非常に困難になっています。
こうした被害に遭わないために、インターネットを安全・安心に利用するためのデジタルリテラシーを高め、目にする情報を鵜呑みにしないことが大切です。「一度立ち止まって考える」「極端に安い価格に注意する」「必ず儲かるなどの話は信用しない」といった習慣を身に付けましょう。
この消費者月間をきっかけに、AIをはじめとしたデジタル技術の仕組みに関心を持ちながら、正しい知識を身に付けていきましょう。もし「あやしい」と感じたり、トラブルに遭ったりしたときは、一人で悩まず、早めに消費者ホットライン☎188(いやや)にご相談ください。

