文字 拡大 標準
配色

ちょっと待って!テルミちゃん第91回「アパート退去時のトラブルに注意」をアップしました

テルミちゃんの知って得する知恵袋「投資に関するトラブル」

 日本銀行の2023年「資金循環の日米欧比較」によると、日本では家計金融資産のうち、現金・預金が占める割合は50%を超えている一方、株式等・投資信託の割合は約15%と米国の約51%に比較するとかなり低い状況にあります。そこで国は、将来にわたって個人の金融資産を増やしていくために、今年1月から始まった新しいNISA(少額投資非課税制度)など、貯蓄から投資へシフトさせる施策を進めています。しかし、「投資」の気運が高まる一方で、投資に関するトラブルは増加傾向にあり、被害の深刻さも増しています。

 

 県内に住む60代の男性は会員制SNSで投資をしている人と知り合い、その人物から紹介されてFX取引を始めました。最初に20万円を指定された口座に振り込むと、アプリ上でもうけが出たことが確認できたため、信用してさらに80万円を振り込みました。振込先の銀行口座は、2回とも投資事業者とは異なる個人の名義でした。これ以上、投資できるお金がないことを事業者に伝えると、お金を融資する内容の契約書が送付されましたが、届いた契約書に押された社印に不信感を持ったため娘に相談すると、「詐欺ではないか」と言われました。振り込んだお金を取り戻そうと振込先の銀行に問合せたところ、振り込め詐欺疑いで口座凍結になっていることがわかりました。

 

 投資詐欺でよく用いられる手口として、最初は少額を投資させ、「もうかる」という成功体験をさせることがあります。この投資話は本物だと信用させ、安心して追加投資を重ねるよう仕向けます。自分の投資金の利益の変動を随時確認できるようにアプリをインストールさせ、チャート上は日々利益が膨らんでいく様子を見せられると、それが偽の情報だと気づきにくくなります。

 

 投資にリスクはつきものです。「簡単に稼げる」「もうかる」ことを強調する広告は安易に信用してはいけません。また、投資は余裕資金で行いましょう。借金をして投資をしても、貸付利息以上のもうけを得られる保証はありません。借金を勧められたら詐欺を疑いましょう。

 

 少しでも不安があれば、早めに消費者ホットライン188にご相談ください。

ちょっと待って!テルミちゃん第90回「借金で困ったら早めに相談しましょう」をアップしました

ちょっと待って!テルミちゃん第89回「キャッシュレス決済は安全に利用しましょう」をアップしました

ちょっと待って!テルミちゃん第88回「ストーブによる火災に注意」をアップしました

ちょっと待って!テルミちゃん第87回「新年も安全で安心な消費生活を」をアップしました

テルミちゃんの知って得する知恵袋「海産物の強引な電話勧誘にご用心!」

 福島第一原子力発電所のALPS処理水の放出に対して強い懸念を示していた中国が、日本からの海産物の輸入を一方的に停止したことは、日本の水産業へ大きな打撃となり、今でもその余波が続いているのは事実です。それに便乗して同情を誘い、不当な利益を得ようとする者がいます。
 

 ある日、見知らぬ業者からスマートフォンに電話があり、海産物セットの購入を勧められました。「福島第一原子力発電所の処理水の放出問題のせいで、ホタテや海産物が余ってたいへんだ」と話していました。最初は1万5千円と言っていましたが、購入を渋っているうち1万2千円に値引きされましたが断りました。しかし、断っても断っても執拗に勧誘を続けるため、業者の窮状を救うことになるのであれば協力をしようと思い直し、購入することにしました。しかし、電話を切ったのちによく考えると信用できる業者なのかも疑わしいし、そもそも欲しくて申し込んだわけではないので、やはり断ろうと業者にキャンセルの電話をしましたが、呼出し音が鳴るだけで電話に出ません。

 

 以前から海産物の強引な電話勧誘に関するトラブルの相談は高齢者を中心に多数寄せられています。このような勧誘をする業者は、その時々の情勢に巧みに便乗し、慈愛の心を持つ人々の優しさにつけ込んで価格に見合わない貧相な海産物を詰め合わせて送っています。中には、はっきりと「買いません」と宣言した人宛てに勝手に代引き配達で送りつけることもあります。

 

 電話で勧誘されて商品を購入する場合は、契約書を受取った日を含めて8日間はクーリング・オフが可能です。業者は、電話で勧誘をする前に、社名を名乗り海産物の販売をする目的の電話であることを告げなければなりません。また、買うつもりはないとはっきり告げている人に、同じ商品の勧誘を続けることも法律に抵触する行為です。一方的に送りつけられた商品を返品する必要もありません。強引な勧誘電話は、きっぱりと断ったうえで、すぐに切りましょう。相手のペースに巻き込まれてしまう前に毅然と対処することが大切です。電話を切ることは相手に対して失礼ではありません。

 

 少しでも不安があれば、早めに消費者ホットライン188にご相談ください。

令和5年度公民消費者教育教材を掲載しました(高等学校における消費者教育推進事業)

ちょっと待って!テルミちゃん第86回「カップ麺には添付以外の食用油を加えないで」をアップしました

消費者情報あおもり2023.12号をアップしました

青森県消費生活センター 土日祝日も相談受付中! 017-722-3343

●相談受付時間/平日9:00~17:30 土日祝日10:00~16:00 ●休日/年末・年始
〒030-0822 青森市中央三丁目20-30 県民福祉プラザ5階

上部へ 戻る